最近youtubeでアメリカ在住の投資家、アナリストのTakao Hiroseチャンネルをちょくちょく見ます。アメリカ株投資家の方には有名なかた。広瀬じっちゃまです。

昨日そのじっちゃまの最新動画「ロックダウン解除後の期待は絶望に変わっている」を見ておりました。

悲観的トーンで始まり、アメリカは今も毎日多くが感染し、何千人と死んでいる。ロックダウン解除されたところでも、商業施設、レストラン等にお客が戻っていない。

アメリカ国民はコロナへの警戒を解いておらず、企業収益、雇用情勢の悪化によって消費がすぐ元に戻ることはない。

世界的流行という観点からも、新型コロナは途上国へも拡大しており、夏はやり過ごしても、秋以降には第二波となって戻ってくる。

決定的な特効薬やワクチンが出るまでは長期戦。経済が元に戻るのは何年もかかるというものでした。ちなみに特効薬もワクチンも現状あまり期待できるものは無いということ。

以前から尊敬しており、アメリカ在住で事情に通じた広瀬氏の分析だけに、個人的にかなり堪えました。１年もすればなんとかなると漠然と思っていたことが、ことごとく覆されています。

だからと言って、私の投資スタンスが大きく変わるでもなく、長期的には楽観的なのでそれほど深刻にはなっていませんが、今後は慎重にウォッチしていかねばと改めて思いました。

一方で、ロックダウン明けの中国からは景気の良い報道が多いですね。連休で１億人以上が移動とか、隔離明けの爆買いとか、アメリカとは真逆なんでしょうか。

日本にいたのでは、アメリカも中国も、海外の状況はなかなか本当のところはわかりません。これはいくらネットが発達しても同じ。

やっぱり実際に出かけて行って実地調査しなくては。１日もはやく以前のように世界中の人々が自由に往来できる日々が戻ってほしいものです。