慢性割高米国株式
ついこの間ゴールデンウイークと思ったら、もう明日で5月も終わり。
5月最終日のニューヨーク株式市場は、トランプ大統領の中国関連スピーチを控え、先物は下げていましたが、内容が市場予想よりソフトということで後場1時間前あたりから、S&P500はグッと値を上げ、終わってみれば昨日の終値を0.48%超えて3044.31を記録。
うーん。なかなか下げない。セルインメイは結局無かった。
5月のS&P500は2850あたりで始まり、前半は2800~2900近辺を行ったり来たり。中盤の12日~14日にかけてちょっと下げて2700台後半まで落ちましたが、その後は概ね好調、後半にきて3000台に居座ってきているというところ。
ネットを見ていると日米ともに、評論家、アナリスト、市場関係者、ブロガー等から、日に日に米国株割高説が聞こえる。理由はいろいろ。
実体経済を反映していない!
第二波を織り込んでない!
ワクチン期待先行!
予想EPSからすると、PER高すぎ!(軽く20越え)
ご説ごもっとも。
でもね、2月、3月の大混乱、大暴落相場はともかく、去年、一昨年、いやもっと前かも?から米株はずっと割高と言われてませんでしたっけ?
割高で買えないならずっと買えてません。積立て投資もできません。実際そうしていた人はいるでしょう。ウォーレンバフェットもここ数年はずっとキャッシュを積み上げてたしね。
でもだからといって、今回の暴落でがっつり買えた人がどれくらいいたか?ウォーレンバフェットなんか虎の子の航空、金融株売っちゃったでしょ。本来なら買うときじゃないの?理由はいろいろつけてたけれど、腑に落ちないものばかり。
私は今年の秋冬にコロナ第二波がきて経済、株価ともにもうひと悶着あると思うから、用心して買いすぎないようには気をつけているつもりですが、それでも何があるかわからない。このままじりじり上がる可能性もゼロではないので、毎日コツコツ積み立てている。
そう、どちらに転んでも、致命的ダメージ、後悔にならないように。
それでも現実は予想を超えてくるかもしれないけれど、それも想定内と諦観して、また6月もとりあえず、毎日積み立て続けよう。