アメリカ民主党大会が始まり、バイデン大統領候補、ハリス副大統領候補が正式に決まって、大統領選は佳境に入りました。投票日（開票日？）まで３か月を大きく切っています。

トランプかバイデンか⁈

どちらが勝つかなど、全く分かりませんし、予想出来ません。

とは言っても、普通なら現職が圧倒的有利なところ、支持率ではトランプさんが常にバイデンさんの後塵を拝し続けているので、バイデン大統領誕生の可能性は十分有ると覚悟しておくべきでしょう。

米国株保有者はバイデン大統領になれば、トランプ時代に有り得なかった影響を、それも悪い方に受ける可能性が非常に高いと思います。

思いつくだけでも：

１．大企業を主なターゲットにした法人増税

２．富裕層を狙い撃ちにした増税懸念。（所得税、相続税、キャピタルゲイン課税　等）

３．GAFAなど、圧倒的市場支配力を持つIT企業への規制導入（独禁法適用など）

４．クリーンエネルギー政策復活による、エネルギーコスト上昇、化石燃料関連企業への悪影響

５．低所得者へのばら撒き政策による財政状況の悪化

６．伝統的に大きな政府志向の民主党政策による民業圧迫、非効率な経済運営

等々、株価にネガティブなものばかり。

バイデン大統領で得をするのは環境関連企業くらいでしょうか。

ハイテク中心に米国株は好調を続けていますが、わずか数十日後に「バイデンリスク」とも言うべき、大きな落とし穴が待ち受けていることを、忘れてはならないと思います。

個人的見解です。投資は自己責任で。