これまで「eMAXIS Slim米国株式S&P500だけでよいのか問題」と題し、米国株インデックス１本足打法の是非を、主に私個人的事情に照らし合わせて考えてきました。

新型コロナまでは、最強のアメリカとはいえ、１国の株式市場だけに個人資産の圧倒的大半を長期にわたり委ねるという、バランスの悪さが気になりながらも、さりとて他国にポートフォリオを積極的に拡張するメリットや意味がなかなか見いだせずにいました。

しかし、新型コロナ対策の前例無き金融緩和と財政出動を契機に、基軸通貨ドルの価値、信認が根本的に揺らぎかねないリスクと、経常収支黒字を長く継続しているユーロ圏のポテンシャル他、経常収支が安定的に黒字である新興国等通貨も評価されて良いのではと思い至りました。

さらに数十年という非常に長いスパンでは、本当に何が起こるかわからないので、アメリカ株と運命を共にするだけではなく、真の意味で株式のインデックス投資と言える世界株式（時価総額加重平均タイプ、日本を除く）に一定割合の資産を置いておく方が安定感があり、安心ではないかとの思いに至りました。

当面のeMAXIS Slim米国株式S&P500への入金目標最低額である、2500万円に到達しそうなので、恐らく秋以降、タイミングを見計らって纏まった額をｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ 全世界株式（除く日本） に投入しようかと考えています。

実際の投資額、投資時期、投資方法は未定です。

ただイメージ的には、長々と積立するのではなく、比較的短期間で一括投資して、後は忘れよう、放ったらかし、放置プレーでいこうと思っています。最低でも20年ほどは。

eMAXIS Slim米国株式S&P500は、少なくとも現役でいる間はコツコツ毎日積立継続するつもりです。

あくまで現時点の計画ですので、変更するかもしれません。

投資は自己責任でお願いします。