毎日積み立て生活

eMAXIS Slim 米国株式 S&P500の毎日積み立て始めました。since July 2019

機会損失回避か、損失回避か。

機会損失回避か、損失回避か。どちらも回避したいのは当然ながら、この2つは排反し両立し難い。


米国株インデックスなどは最終的には右肩上がりになるのだから、長期投資なら損失回避など気にせず、機会損失回避だけ考えれば良い。


つまり有り金すべて今投資すれば問題無いんだ。それが一番良い


このようによく言われますが、それでも2つの点で割り切れません。


1.有り金一気に投資するにしても、高値より安値で買っておくほうが効率が良い。


2.もし高値で一括投資してしまって、その後10年とかのスパンで株価低迷したら耐えられるのか?


例えば、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の直近高値、今年2月21日にフルインベストしていたとしたら、いまだに含み損。


やはり状況を見て、なるべく安い時に多く買うべきなのでは。





なかなか自分の中でも結論は出ません。ただ、20代とか30代前半とか若くて、投資期間が30年以上も取れる方なら、可能な範囲で多額を、早い時期に投資してゆけば良いのであって、その時の些細な相場とか、買い付け価格は全く気にせずとも数十年という時間が帳消しにしてくれるように思います。(除く日本株)


ただ、私のように50代も後半になってしまうと、必ずしもそうとも言えません。早ければ65歳以降は投資を一部切り崩しながら生活するかもしれないので、年金生活後の取り返しがつかないような大きな損失は避けたい。


機会損失はある程度受け入れても、何より大きな損失は回避したいというのが優先する気がします。


そのためには、ある程度のキャッシュは確保しておいて、相場下落に見舞われても生活に支障なく、精神的にも持ち堪えて狼狽売りを防ぎ、むしろ追加投資出来るくらいの余力があれば、良いのではないかと思います。




現在は米国株好調で、ゴールドマンサックスのアナリストなどは、S&P500年内3800まで到達と言い出す始末。


こういう話をを聴くと、機会損失が気になり、焦ってしまって早くもっと投資せねばとついつい思うのですが、市場の空気を一変させるようなイベントは近い将来目白押し。


何より大きな痛手を受けないように、手堅く投資していかねばと思う今日この頃です。



さてどこまで実行できるやら?我慢できるやら?