8月も早や最終週。S&P500は今月も上げて終わるのか
先週末も米国株は上げて終了。
ダウがえらい上げているなと思ったら、アップルのお陰だった。
ISM製造業も、失業給付申請も事前予想を下回り、実体経済の停滞は明白なのに、一部ハイテク株の堅調が、ワクチン早期投入期待と合わさって、全体として下げる気配は感じられない。
ならばGAFAなど一部ハイテクがこけたら、皆こける?のかと思うとそうでもないかもしれない。
そこで例のヒートマップS&P 500 Map(過去1か月)を見てみると、
エネルギーとユーティリティ、金融部門以外は概ね好調なことがわかる。
これらは典型的ディフェンシブだから、株式市場全体では、ほぼリスクオンと言えるのではないかな。
9月以降は大統領選が佳境。ワクチン治験の第三相結果もそろそろ明らかになる。
もし、民主党バイデン氏が益々有力になったなら?
ワクチン治験結果が捗々しくなかったら?
下方リスクは十分あるにはあるが、トランプ有力、ワクチン成功で、当面はこのまま右肩上がりの可能性も高いか。
なるようになるしかない。