昨日の東証機能の停止は結局丸一日復旧せず。

小さな会社で株をなんとか換金し、支払いに充て不渡り回避しようとしてたところはなかったのか？

ヘッジファンド、機関投資家など、巨額の機会損失を被ったのではないか？

東証、金融庁はどう落とし前つける気でしょうか。

秋晴れの穏やかで平和な日に、落ちぶれたとは言え、今なお世界有数の株式市場である東証が機能しなかったというのは、日本の汚点です。

サイバーテロがあったわけでもない。冗長化、バックアップ体制が普通に出来ていればこんなことにはならなかったはず。

福島の原発事故や今回の東証爆死事件は日本に残された唯一の美点ともいえる、信頼性に大きな傷をつけています。

真面目さや信頼、正確さを日本から取ったら、いったい何が残るのか？

それにしても、今回の東証トラブル、海外メディアの報道は薄かった。既に日本は相手にされていない、影響ないことを痛感。バブルの頃なら世界中大騒ぎだっただろうに。

今回の原因究明、対策として、東証が例えば大地震などで甚大な被害を受け、何日も機能しなくなった場合のバックアップのことも考慮すべきです。これは喫緊の課題。

幸い大証は昨日も生きていた。大規模災害時に大証が東証の代役を果たせば、日本に対する信頼感は最低保たれるでしょう。

何かあってからでは遅い。今回の不祥事を奇貨として、即刻取り組んでほしいものです。