コロナと共存で株価アップ
コロナによる日常活動の制限で、経済は大打撃を受けます。
日本のように基本お願いベース。オリパラも高校野球もフジロックもやってしまう、というユルユル規制でさえ、飲食店や旅客業等は深刻な影響を受け、関連する農業、漁業なども需要減退に苦しんでいます。
もっと厳格にコロナ規制、ロックダウンをしているところならなおさらでしょう。
オーストラリアやニュージーランドは僅かの感染者が出ただけで、ロックダウン。
感染対策だけを考えればベストかもしれませんが、こんなことが続けば堪ったもんじゃありません。経済が重病になって死んでしまいます。
さすがにオーストラリア国民の不満は臨界点に達したようで、モリソン首相は接種率70%を目途に、コロナと共存を明言しました。
イギリスはワクチン接種が進展し既にコロナと共存を実行、大きな混乱は起きていません。
アメリカも概ね通常に戻りつつあります。
いずれも株価好調。出口がはっきりしていると、株式市場は安心します。
日本がワクチン接種7割に到達するのはいつ頃か?
いくら遅くとも11月中にはそうなって、感染者数、入院者数(中等、重症)とも落ち着き、平常通りの年末になれば、経済も株価も息を吹き返すと期待したいです。
もう少しの辛抱。
来年になれば、感染後の治療薬も充実してくるでしょうし、ブースターワクチンも順調に進めば、もうコロナはインフルエンザと変わらなくなります。
コロナもインフルも無くなりませんが、共存は可能ということです。
今、世間ではコロナ急拡大、医療崩壊で大混乱していますが、なぜ政府はオーストラリアのようにはっきりと出口を示して、いましばらくの我慢を国民に強力なメッセージとして伝えないのでしょうか。
もちろん、この我慢は十分な経済的補償とセットです。出口は見えているのだから、期間限定の休業補償や給付金、生活支援のための消費税8%部分の一時撤廃など出来ないはずありません。
そんなことすら出来ない現政権だから、こんなに支持率が低いのです。
日本はどこまで残念なのか。
さらに首尾よくコロナと共存しても日本だけはまた経済、株価低迷する可能性もあります。
財務省がコロナ支出のつけを払えと言ってきかねませんから。
日本株インデックスは絶対買いません。
投資は自己責任で。