毎日積み立て生活

eMAXIS Slim 米国株式 S&P500の毎日積み立て始めました。since July 2019

【お酒、バーボン】鷹か七面鳥か

もうずっとコロナで何処にも行けません。個人で小旅行は問題ないとは思います。ワクチンも普及しているし。けれど私の場合は会社が非常に煩いので、万一県外移動がバレると立場上困るので出来ません。外食も酒が飲めないのは味気なく殆どしません。(仕事中の昼食で必要な場合は別)


ということで、この夏は近所での買い物以外はずっと引き籠り状態。天気が良ければ散歩とか、庭の手入れとかあるのですが、異例の天候不順で家にずっと居ました。


それでもせっかくの休みの日や、仕事終わりのリラックスタイムなどは、なんとかエンジョイしたいもの。


私の場合は好きなもの食べ、美味しい酒をお供に音楽を聴くということになります。





今日は週末。季節外れの夏休み中なので、お酒のはなしでも。


食事中は日本酒メイン。時に自家製果実酒(合法なもの)を水割りにしたりで楽しむことが多いです。


でも音楽を聴きながらとなると別。古いアメリカンポップス、ジャズ、クラシック、さらに昭和歌謡など楽しみながらゆっくり飲むのは、アルコール度数の強い、コクがあって複雑な味と香りの蒸留酒が最適。


以前にもどこかで書いたと思います。私は昔からウィスキーがあまり好きではありません。外での接待、会食などでは出されれば頂きますが、自腹で飲むほどではないのです。


例外はバーボン(テネシーウィスキーの代表、ジャックダニエルも一応含む)。学生時代、安物日本製ウイスキーを嫌々飲まされていたころ、生まれて初めてバーボン(確かアーリータイムズだったかな)なるものに出会って、同じウイスキーなのにこんなにおいしい、と思って以来のおつきあいです。


といっても特に凝っていたわけでもなく、バブルの頃は当時流行りのI.Wハーパーなんぞよく飲んだかなという程度。





このたびの引き籠り生活を機に、音楽とバーボンのマリアージュを意識して楽しんでみようか、と思い立ち、いろいろ買いあさって好みの味を求めて彷徨い中です。


有名どころをあらためて飲み比べると、自分は濃厚でパンチのある味が好みということがわかりました。ちなみに普段呑みなので、あまりにお高いのは無いです。バーボンとはいえ上を見ればきりがなく、1本数万円というものも。


お気に入りは予想通りというか、ワイルドターキー8年でした。バーボンにしては長期熟成でアルコール度数は50度と高め。ストレートでもロックでも唸る旨さ。水割りハイボールはもったいない。


バーボンではないけれど、ジャックダニエルはほぼ同じ製法で味も近い。フランクシナトラのお気に入りで有名。ミュージシャン御用達。これも悪くはありませんが、私には少しコクと甘みが足りない。ただプレミアボトルは飲んでいないので、あしからず。


結果、1本約3000円のワイルドターキー8年はお楽しみ家呑みとしては、これで決まり。


と、思ってはいたのですが、、、





悪い癖で「やまや」さんや、デパートの酒売り場を徘徊していると、好奇心からつい今まで飲んだことのない銘柄に手が出てしまう。高騰しているスコッチやジャパニーズウイスキーと違って、バーボンはまだ高品質のボトルでもお安いので。


そしてついに逸品に出会ってしまいました。


イーグルレア10年


最初に飲んだ時は、コニャックじゃないか!と思ったほど濃厚なアロマと味わい。ワイルドターキー8年を凌駕してしまいました。10年熟成は伊達じゃない。


ただし、お値段はワイルドターキー8年の約2倍。そりゃ旨いはずです。


ちなみに味の性格は異なるので、ワイルドターキー8年がそれほど劣るわけではありません。ワイルドターキー8年を好む方もいるはず。




かつて、イーグルレアは先行するワイルドターキーを追撃するために、


CARVE THE TURKEY. POUR THE EAGLE.(七面鳥を切り分けて、かわりに鷲を注げ)、という有名なコピーで宣伝したということです。


洒落が効いてますね。益々好きになりました。



今宵はリビングルームでビンテージアルテックのスピーカー(605A Duplex銀箱)から流れるモダンジャズとイーグルレア10年に酔いしれましょう。





お酒はほどほどに。