【米国株】長期金利上昇、S&P500は安定軌道へ
今週はいろいろとありましたが、一時の混乱は収束に向かいつつあり、来月以降は年末まで、それほど大きな波乱もなく過ぎそうです。
ブラックスワンは何処かへ飛び去ったのか?
そう考える私なりの根拠:
1.9月FOMCでテーパリングスケジュールがはっきりしてきた。
2.恒大集団のデフォルト騒ぎは中国国内はともかく、信用収縮が世界的に波及する、リーマンショックのようなシステミックリスクに悪化する可能性は低い。
3.コロナワクチンのブースター接種の決定、治療薬の登場などにより、これまでのように経済を止めるほどのロックダウン発生はほぼ無いと考えられる。
米国株は週後半反発し、VIXも20を割って安定してきました。
ただ、長期金利は急上昇。10年国債利回りは1.46%に達しています。
年末にかけて年初来最高から、2%をうかがうレベルまで上昇するかもしれない。
そうなると、自ずからハイテクグロース、中小型株の上値は抑えられます。
したがってS&P500は上昇するにしても緩やかなものになるでしょう。
クリスマス休暇まであと3か月弱。
S&P500は4600に届くかどうか?
個人的予想です。
投資は自己責任で。