日頃の備え
昨日の関東地方の地震により被害に遭われた皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
不幸中の幸いとまでは言えないものの、人命にかかわる被害が出ていないことがなによりです。
お怪我をされた方々には早期のご快復を祈念申し上げます。
建物、インフラ、交通機関への影響も今回は相当あると報じられており、あらためて予知できない突然の自然災害の怖さを知らされます。
地震を防ぐことは出来ないゆえに、最悪の事態が起こった際に先ず生命と財産を守り切るという、日頃の備えが最も重要です。
インフラが全く機能しない期間を耐え忍ぶだけの、衣食住は勿論。
それに加えて、私は資産を守ることも重要であると考えています。
関東大震災クラスの首都直下型地震や東南海大震災は日本経済に壊滅的打撃を与えることは確実であり、その影響は長期に及ぶでしょう。
当然、日本株、日本国債、日本企業の社債、土地価格など、日本のアセットは暴落することを覚悟しなくてはなりません。
そもそも円の価値が大きく毀損されるでしょう。
冷静に考えると日本は砂上の楼閣のようなもの。壊滅的な地震が起きれば一瞬にして崩れてしまいます。
日本で生活する限り、給料などの収入や年金は日本円で貰わざるをえません。
ですが資産運用は別です。
極力、海外の優良なアセットに投資することで、将来日本を襲う破局的震災の被害から財産を守り抜くことは可能なのです。
今回の地震被害に遭われた皆様が一刻も早く日常を取り戻されますように。