インフレなど心配無用。利上げで経済を痛めるな。By ジム クレーマー
CNBCの人気投資番組Mad Moneyでお馴染みのジム クレーマーさん。
「9月度の予想を上回ったCPIにもかかわらず、インフレは今がピークかもしれず徐々に解消される可能性が高い」
「ここは辛抱強く、パニックにならず待て。決して利上げで経済を痛めつけてはいけない」
いつもの名調子でまくし立てておられました。
米国株は概ね2日続きの上昇。決算発表が好調なのも理由の一つではありますが、何と言っても、
長期金利がまた下落基調になり、10年国債は1.5%をやっと上回る辺りまで下りてきてしまっていることが大きい。
長期金利が低下するのは、それだけ長期債券が買われているということ。
将来にわたってインフレが続き、景気が過熱するようなら、債券(特に長期にいくほど)売り込まれ、長期金利は上昇するはずなので、現在それとは真逆の状況ということは、少なくとも債券市場はインフレの心配無用、たとえその萌芽があっても、FRBは適切に対処すると見透かしているということになります。
さらにジム クレーマーさんは資本主義の調整機能(自由市場経済の需給調整メカニズムのことでしょう)が機能すれば、時間とともに今問題になっているコモディティなどの価格は下がるということを、段ボール、化学製品、港湾荷役などを例に説明していました。
広瀬さん(じっちゃま)の予想とは全く違います。現時点では、ジム クレーマーの見方に説得力があるように思います。
先のことは誰にもわかりませんが、じっちゃま予想また外れるのか、VIXが30を上回ることは当面無いのだろうか。
株価の上がるのは結構なのですが、レバナス(iFreeレバレッジNASDAQ100)の買い時を待つ身としては複雑です。
投資は自己責任です。