毎日積み立て生活

eMAXIS Slim 米国株式 S&P500の毎日積み立て始めました。since July 2019

【比べてみよう】株式市場の市場規模


NYSEの主要インデックスである、S&P500は、時価総額82億ドル以上、浮動株が発行済株式総数の50%以上、4四半期連続黒字などメンバーシップは厳しい条件。


NASDAQの主要銘柄から構成されるNASDAQ100は米国外の企業でも歓迎、金融以外であれば業種は問わず、基本的に時価総額が多い順に選定されます。毎年年末に入れ替えが行われ、S&P500より基準は緩く赤字でも対象となることが可能。


ところでNASDAQ100といえばハイテクと反射的に連想してしまいます。


実態は、クラフトハインツやペプシコなど、バリュー銘柄とも言いたい伝統企業、コストコ、スターバックスなど新興成長企業ではあるものの、ハイテクとは言い難い企業、エクセロン、エクセルエナジーといったディフェンシブのユーティリティ企業まで含まれています。


他の有名どころでは今話題のモデルナ、リジェネロンといったバイオメディカル企業も多く名を連ねています。


100社をひとつひとつ見ていくと、金融以外は幅広い業種を網羅していることに気づきます。テスラといえども一応は自動車会社ですし。


ただ時価総額の割合でいえば、GAFAMやエヌビディア、アドビ、クアルコム等々の新興ハイテク関連企業のウェートが圧倒的に高いということですね。




東証(一部、二部)合わせても、NASDAQの半分強。NYSEと比べると四分の一強。


しかも、主な国内市場参加者といえば日銀(社会主義か)、GPIFなど公的プレーヤー達が思いっきり市場機能を歪め、海外ヘッジファンドの賭博場と化しています。