日銀資金循環統計によると、今年9月末時点の家計の金融資産が前年同期比5・7%増の1999兆8千億円で過去最高となりました。最高を更新は5四半期連続。

ほぼ、2000兆円！

国民がどのような種類の資産を保有しているかというと

現金・預金　  1,072兆円 (+3.7%)
債券　                 27兆円 (+2.7%)
投資信託　          90兆円 (+24%)
株式等　            218兆円 (+28.6%)
保険・年金　     539兆円 (+1.1%)
その他　              54兆円 (-4.7%)

★ ％は前年同期比

一目瞭然。投資信託、株式の伸びが圧倒しています。投資した人に恩恵の大きい１年だったということです。

ただ金融資産の割合からすると僅か。投資信託と株式を合わせても約300兆円しかありません。全体の15%ほどですね。

米国株インデックス投資がブームと言われていますが、まだまだ少数派。

金融資産の半分を投資で運用するようになれば、日本人の金融資産は長期的にみて増大するでしょう。そのためには投資のすそ野の拡大が重要。

金融所得課税なんかやっている場合ではありません。

投資は自己責任で。