値上げに対抗するには米国資産への投資しかないでしょ
4月から値上げされるものが多いようですね。数え上げればきりがない。
多くの国民にとって都合の悪いのは、日常生きるために必要なものが軒並み上がる事。
ダイヤモンドとフェラーリがいくら高くなろうと大半の人には影響ない。
けれど電気代やガス代、食品が値上げになると家計に響く。
これらは最低限無くてはならないものだから、価格上昇したからといって簡単に購入を減らせない、生きていくには減らすにも限度がある商品。
経済用語では価格弾力性が低い財とか言ったりしますね。
こういった必需品へ多くのお金を振り向けなければならなくなると、給与が上がらないならば、残りの可処分所得は減る。
その結果どうなるかというと、レジャーやぜいたく品などの無くても死にはしないものに対する消費が減らされる。
そうなれば景気は当然悪くなってくるわけで、物価高と景気後退が一緒にやってくるという、悪名高きスタグフレーションになるのです。
このままでいけば日本は確実にスタグフレーションになるというか、もうその入り口に半分入っているでしょう。
日銀が非常識な円安誘導を止めて、消費税減税すれば済むことですが、財務省が牛耳る日本の経済政策では無理筋。
今年の日本経済は、コロナからの回復どころか悲惨なことになりそうです。
対抗手段はただ一つ。弱含む円を強力な基軸通貨に変えて投資すること。
米国資産を買う事です。
出来れば長期的に高い収益率が見込める米国株インデックス投資が望ましいと思いますが、価格変動リスクが嫌な人は米国債を組み合わせることでも構わない。
日本円の預金だけを頼りに節約だけで乗り切ればじり貧は見えている。
米国を中心とした海外資産を保有することで、円の価値低下に対抗するのです。
投資は自己責任で。