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【円暴落】黒田日銀が重い腰を上げるタイミングは?

円の暴落が止まらないです。1ドル=128円台後半。下手すると今週中に130円の大台を越えそう。


これまで米国株に投資してきて資産を積み上げた方は、円換算の含み益が増えて胸をなでおろしておられるでしょう。


一方でこれから米国株投資を本格化させる、あるいはこれから長期に渡って米国株積立される皆様は複雑な心境ですね。


このまま円暴落が続くのか、今が底なのか、等々。





為替レート予想は難しいですが、現状の金融緩和に固執する黒田日銀が重い腰を上げて、金融政策を転換するとすれば、そのタイミングが1か月後ではないか、と思っています。


黒田総裁は大規模金融緩和開始時から一貫して、消費者物価指数(コアCPI)が2%を越えるまで緩和継続するというスタンスを崩していません。


そして黒田総裁の任期中これまで1度たりともコアCPIは2%を越えていません。


しかし来月やっと2%越えが達成される希望が出てきました。


昨年の携帯料金値下げ効果が剥げ落ちて、CPIが顕著に上がることが確実なのです。




4月度のCPI発表は5月20日の予定。


つまりそのタイミングでやっと黒田総裁は(コアCPIが2%を越えたなら)金融政策転換を図る口実、大義名分が出来るのです。


円安に自ら歯止めをかけられるチャンスが来るのです。






黒田総裁にしても、このまま円が暴落を続けるのには懸念があるでしょう。かといってこれまでのインフレ目標のコミットメントがあるので、立場上そう易々とは政策転換できずにいるのが現在地点。


そこからやっと堂々脱出できるかもしれない。


とはいえ、直ちに利上げとかは出来ないので、恐らくYCCを緩める、長期債の利回りの変動幅を今より少し大幅にする。


今は0%を挟んで0.25%内に収めることになっていますが、それを0.5%にするとかということでしょう。


それで当面は円の暴落に歯止めをかけて、時間稼ぎする。


個人的にはそう予想します。


それでも、円急騰とまではいかずに当面120円台が続くのではないでしょうか。





素人の予想です。
投資は自己責任で。