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【日本に生まれてよかった】小麦が値上がりするなら、お米を食べれば良い

世間知らずのマリーアントワネットは困窮する庶民に「パンが無いならケーキを食べれば?」と言ったという有名なお話があります。


子供の頃から食べ物に全く不自由しなかった彼女にとっては、パンもケーキも難なく食べられたことでしょう。


かつて、たまたまパン職人が病欠でパンを切らしてしまったのかもしれない。その時に手近にあったケーキで済ました、という経験からこの顰蹙な暴言が生まれたと想像します。




ロシアのウクライナ侵略の影響で世界の小麦の供給不足が起こっており、長期化するようです。


パン、パスタ、等我々の食生活にも大きな影響が出てくるでしょう。


食べられなくなることは無いにしても、価格は高騰して家計が圧迫されます。


エネルギー価格も高騰、給料は上がらない、株価は下がるではダブルパンチどころかトリプルパンチ。


我々の家計は大打撃です。




そこで見直したいのがお米。弥生時代以来の日本人の主食(かつては雑穀と混ぜられてはいましたが)です。


パンが無くても日本人にはお米があります。


お米が嫌いとか、飽きたとかいう日本人は殆どいないでしょう。


戦中戦後の食糧難のときには「銀シャリ」と崇められたものでした。


しかし、冒頭のグラフにある通り、日本人のおコメの消費量は激減し続けています。


お米はほぼ100%が国産。日本の農家の皆様が日々努力されて作られた、世界一美味しいお米を我々は頂けるのです。


日本人で良かった、日本に生まれて良かった。お米大好きな私などは、しみじみ思うことが日々あります。


それは何も贅沢な食事のときではなく、昆布やぬか漬け等でお茶漬けを食べるとき、お味噌汁とごはんを食べているときの方がそう感じるものです。




毎朝のパンを白米にしたから食費が激減するほどシンプルではないことは承知していますが、食糧自給率向上、貿易赤字縮小、輸入穀物などを飼料として大量使用する肉食の見直し、そして健康のためにも、日本人が何千年と慣れ親しんだ、お米を中心とした食生活に見直す良い機会ではないでしょうか。


私は早速実践しています。