【円安】いつかどこかで少しは反転するでしょう
このところの円安、ついに1ドル136円まで落ちてきました。対ユーロも143円です。ちょっと最近見ないというか今世紀最安。
この数か月の円暴落ぶりはとても目立ちます。でも長期でチャートを見るなら、ドル円はアメリカのインフレと金融緩和が話題になりだした約1年前から下落基調であったことが見て取れます。
その流れからすると、未だアメリカや欧州のインフレの終息は見えず、金融引き締めは道半ばですから、円安の底は見えていないことになります。
どこで止まるでしょうか、140円?150円? or even more?
疑心暗鬼になってしまいます。けれど無限に円安が進むわけではない。いつか、どこかで止まり反転する時がくるでしょう。
一番期待できるのは欧米のインフレが落ち着き、リセッションが顕著になるとき。FRBやECBは引き締めから緩和に転じるので、明らかに円高要因。
そこまで待たなくとも円安がこのまま進み、日本国内のインフレが欧米並みになり、それに伴って景気も一定程度回復してくれば、頑なな日銀も大きく政策の舵を切る可能性があります。これでも円高になります。
ただこれらがいつ起こるのか、どの程度の為替修正効果があるのかは神のみぞ知る。
もちろん、その時の株価がどうなっているか予想もできません。
下手な予想しても始まらないので、淡々と可能な範囲でこれまで通り米国株インデックスを中心に積立投資続けるだけです。
投資は自己責任で。