見放されるバイデン民主党
苦しい時に寄り添ってくれる友が本当の友とよくいわれます。
羽振りの良いとき、人生順調なときは難なく人が寄ってきてくれるものですが、困窮してしまったりするや否や誰も周りにいなくなってしまう。
人の世は薄情なものだと嘆きたくもなりますが、それは本人の責任という側面もあると思います。
自分が得意絶頂、権力を握っているとき、
つい上から目線で接していないだろうか?
周りの人を蔑ろにしていないだろうか?
驕った態度になっていないだろうか?
独善的になっていないだろうか?
ご苦労なことにバイデン大統領がサウジまで遠路遥々、油乞いの旅に出られるそうです。
ムハンマド皇太子との会談も予定されています。石油増産の直談判でしょうか。
ムハンマドさんにしてみたら、バイデン爺よくもぬけぬけと来れたものだということです。
俺のことをあれだけディスっておきながら助けてくれとは。
アメリカ国内ではバイデンさん、「石油業界は儲けすぎだ、増産しろ、値下げしろ」と吠えて顰蹙を買っているそうです。
環境だ、二酸化炭素削減だ、これまでさんざん悪者にしておいて、まだ言うか、大統領に何の権限があるというのか、業界の本音でしょう。
だから民主党はだめなのです。小学校の秀才学級委員長じゃないのだから、きれいごとを言って済むほど国際社会や実体経済は単純でも甘くもありません。
FRBがいくら金利を上げてQTで締め上げても、エネルギー価格が天井知らずではインフレなど簡単に収まるわけありません。米国株も足を引っ張られるでしょう。
やはりサウジや石油業界と折り合いの良い共和党政権になるまで、米国株投資家は我慢するしかないのかもしれません。
投資は自己責任です。