米国株価に影響するPCEデフレーター
一般的には消費者物価指数といえばCPIであって、先日のCPIが事前予想を大きく上振れたことで株価暴落した記憶は鮮明です。
そのショック冷めやらないなか、今週30日はPCEの発表があります。
PCEとは何ぞや、CPIと何が違うねんということで、詳しく知りたい方は、ググってください。
ごくおおざっぱに簡単に両者の違いをいうなら、発表している役所が違う、計測の手法が違う、計測対象が違う、従って違う値が出るということ。
どちらがエライということは無いのでしょうが、個人的な印象としては発表のタイミングと注目度の高さからしてCPIの圧勝?ではないかと思います。
一方のPCEにも良いところがあって、より客観性と包括性に優れるということで、FRBは重視しているという情報もあります。
実際のところはよくわかりませんが、米国株式投資家にとって問題は、PCEで株価がどう動くかだけでしょう。
このあいだのCPIと異なり、市場予測より良い数字(インフレが収まっている)になれば株価は急騰するでしょうし、逆なら言わずもがな。
まあ長い目で見ればどうということはないのですが、今週も先週に引き続きプラスで終われば、ムードは随分変わるのではと期待してしまうのです。
S&P500は完全に弱気相場から脱出できるし、NASAQの方も少し陽が差してくるのではないかな。
今年も中間点を折り返し、苦しかった前半を忘れて後半スパートへ。
になりますように。
投資は自己責任です。