米国経済いよいよ停滞へ突入か?
2日連続で米国株は下落。S&P500も2900を下回りました。
今日の下落の大きな要因は民間ADP 雇用統計が、今週末の正規のそれに先立ち発表され、事前予想を下回ったことでしょう。
ADP/Moody’s private payrolls report reflected this weakness in manufacturing sector employment. In production-related industries, construction jobs rose by 9,000 and manufacturing positions increased by 2,000 during the month. However, natural resources and mining jobs lost 3,000 payrolls.
とはいっても、上記にあるように、建設、製造セクター雇用は微増、資源関連が微減なので決定的に悪化ということでも無いです。いずれにせよ公式発表待ち。
それより気になるのは、ISM 非製造業の景況指数。好調を続けてきただけに、これも不調となれば、米国経済の停滞が強く意識されるでしょう。
最後に、最近発表された統計で個人的に驚いたものが、9月の米国新車販売台数の速報。前年同期比約11%減。自動車のような高額な耐久消費財への支出は、消費者の近い将来の景況感に極めて敏感なもの。これから個人消費の動向については楽観できないと思います。
ということで、週明けの米国株更なる下落とリスクオフの円高を見越して、eMAXIS Slim米国株 S&P500 の毎日積立て少々増額。35000円としました。月あたりにすると、約80万円です。