毎日積み立て生活

eMAXIS Slim 米国株式 S&P500の毎日積み立て始めました。since July 2019

米国株今日のところは反発も10月相場は波乱の予感

おはようございます。

注目の9月のISM 非製造業景況指数が発表されました。やはり事前予想を下回りました。

ISM’s non-manufacturing purchasing managers’ index (PMI) fell to a reading of 52.6 for September, from August’s reading of 56.4 and missing consensus expectations. This held above the neutral level of 50 required to indicate expansion, but suggested growth at a slower pace. Ahead of results, consensus economists were anticipating a reading of 55.0, according to Bloomberg data.


ISM’s September print on U.S. service sector activity reflected the slowest pace of growth in the sector in three years.


前月は56.4なので、今月の52.6はなかなか大幅な下降。事前予想は55でした。それより気になるのは、3年ぶりの低い数字ということで、ISM 製造業景況指数の10年ぶりの低さと共に大きく懸念されます。


それにも関わらず株価は戻し、S&P500は2900 を回復しました。利下げ期待のようです。


ISM 製造業景況指数が下降トレンドになり始めたのは、昨年半ば以降。現在は2ヶ月連続で50 の節目を割り、縮小傾向に入っています。


ISM 非製造業景況指数は、ほぼ今年になって下落傾向にあると言って良いですが、50は辛うじて上回っているので、ペース落としながらも拡大は続いているということです。


一般的には、景気後退期において製造業の景況感は非製造業に先行する傾向があります。製造業は在庫というバッファーがあるので、生産調整が早く起きるからです。非製造業、サービス業は在庫というものが無いわけで、生産イコール消費(実需要) との大きな違いです。


今週のアメリカにおける、ISM 製造業、非製造業の両数字は、今年に入って2回の利下げにも関わらず、少なくともサプライサイドは、景気減速局面が続いていることを証明しました。


今晩発表の雇用統計如何で、さらに米国の景気悪化が強く意識されるかもしれません。


10 月の米国株は大きく動く予感がします。