【円安】バーボン買い溜めしようか【ドル高】
円安が止まりません。昨夜は143円を一瞬越えました。
アメリカの長期金利が上昇し、FRBのタカ派姿勢が長期間続くと予想されているので、ある程度仕方ありません。全面ドル高という側面もあります。
日本としても日銀のスタンスは当面変わらず、為替を所管する財務省も主要国との協調介入はおろか、単独介入も難しいのでしょう。鈴木財務大臣のコメントからも現状追認やむなしというのがわかります。
日本政府の判断としては、日本の経常収支は減ったとはいえ黒字であり、対外純資産は世界一、外貨準備も極めて潤沢なことから、円暴落を心配する必要は全く無く、やがてアメリカがリセッションになり、金融緩和に転じれば円高に回帰すると踏んでいると思います。
客観的な判断としては正しいでしょうが、今のような円安がしばらく続くことで、目先の景気動向、とりわけ庶民の家計が悪影響を受けることは避けられず、政治的に持つかどうかというのは微妙なところ。
大きな選挙は当分無いので与党は安泰ですが、岸田政権がどうなるか、場合によっては波乱含みかもしれません。
庶民の私も米国株下落が円安で相殺されたと、喜んでいるわけではありません。
よくお世話になっている洋酒やチーズなどの輸入食品は1年前と比べると随分上昇して大打撃を受けています。
イギリスポンドはそれほど上がっていないのに、スコッチウイスキーは非常に高くなっているという謎の現象も。
ワインもまだまだ上がりそうですね。
もっと怖いのは、米ドル高でアメリカ製品がこれから益々上昇しそうなこと。
好物のアンガスビーフはもうおいそれとは食べられなくなりそうです。
そして何より大好物(笑)のバーボンは暴騰しそうな予感。バーボンは未だそんなに急上昇していないだけに、不気味です。今のうちに買い溜めしておこうか。
そういえば最近ナパバレーの極上ワインを紹介してもらったっけ。まだ日本では無名だから今のうち箱買いしておこうか。
否、あと何年か待てば、たぶん円が少しは戻すし、インフレも落ち着くから、それまで国産のお酒と食材で乗り切ろうか。
これから年末に向けて迷うところです。
投資も為替取引も全て自己責任です。