【FOMC】今回はドットチャートの発表があります
日本時間では明日未明になるのでしょうか。FOMCで利上げの発表があります。
0.75%ということになれば、織り込み済みなので株価に甚大な影響があると予想はしていませんでしたが、重要なことを忘れていました。
今回はドットチャートの発表(改訂)があること。
(ドットチャートはFOMCメンバーがそれぞれ将来の望ましいと考えるFF金利水準をプロットして示したもの)
前回の発表は6月のFOMCです。今回ドットチャートが悪化(多くのメンバーがよりアグレッシブな利上げを志向)していたら、利上げ幅が0.75%に収まっても、株価は大きく下落する可能性があります。
今朝の10年米国債、長期金利は6月につけた直近の最高値を突破してしまい、FOMCを直前に嫌な雰囲気。
株価主要3指数も下げて終わりました。
首洗って待ってるしかないですね(笑)
悲観一色のFOMCイブなのですが、1つ良い知らせをご紹介。
それは、期待インフレ率が、米国株最安値をつけた6月に比べて大幅に下がっていること。
期待インフレ率は10年国債金利から物価連動国債金利を引いたもので、6月には5年先3%越えだったものが、直近では2.5%まで下落している。
5年も先とはいえ、アメリカのインフレは2.5%という、ほぼFRBが目標とする水準まで下がると市場は判断しているということなのです。
これって朗報ではないでしょうか。
上手くいけば、米国株は6月の最安値を下回ることは回避できるかもしれない!?
それでも短期的には米国株も苦しい局面が続くかもしれませんが、アメリカ経済はやがてインフレを克服して正常な状態に戻るということは期待して良さそうです。
私は煽りや雑音に惑わされず、これまで通り投資継続です。
投資は自己責任で。