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コロナ予防・治療に希望の光

アメリカにおいては前例のない金融緩和と財政出動により、国を挙げ全力で信用不安の防止と恐慌への突入を必死で堰き止めている状態です。


現時点ではこの取り組みが市場に一定の安心を与え、株価も暴落を免れていますが、今後感染が益々拡大すれば、これだけでは追い付かない可能性もあります。


トランプ大統領は第二弾として、約2兆ドルのインフラ拡充プロジェクトをぶち上げましたが、これもコロナが落ち着かないことには資材調達や工事もままならず、画餅になりかねません。




まず第一、一丁目一番地に重要なのは1日でも早期のコロナ終息です。ニューヨークは都市封鎖が行われており、そこに限れば何か月後かには落ち着くかもしれません。しかし、他地域に広まり、アメリカ全土に蔓延するリスクは残っており、第二波、第三波の恐れもあるでしょう。


やはりこの感染症を完全に終息させるのは、ワクチンと治療薬しかありません。


この点で良いニュースがありました。J&Jは来年はじめにもワクチン使用可能と発表、10億人分の供給が可能になるということ。さらに治療薬として有効性が確実視されているアビガンの量産とともに治験が6月末まで行われるということです。


予防と治療の両輪がやっと揃うという、希望の光が見えたといえるのではないでしょうか。


ただ問題は、時間。おそらくワクチンが必要なだけ接種され、治療薬が適切に投与されるのは年を明けてしばらく経ってからでしょう。




それまでどれだけコロナ感染をコントロールできるか、経済への悪影響をどこまで緩和できるか。


明けない夜は無いとはいえ、どうも長丁場になりそうです。米国株価が本格的に回復するのも今年後半になるかもしれません。


私は今年は我慢の年になると受け入れ、米国株長期インデックス投資を継続します。