【朗報に次ぐ朗報】アメリカでは原油安、信用不安、コロナに好転の兆し
昨日のブログで今の異常な原油安はいつか必ず解決すると書かせていただきました。
いつかどころか、昨晩まさに急転直下で970万バレル/日、減産合意が成立しました。
トランプ大統領の功績大。👏👏👏! Good job!
今は世界の需要が減少しているので、どこまで値を戻すかわかりませんが、原油価格の崩落による悪影響(産油国の財政悪化による資産売却、シェール企業倒産による債権市場混乱、など)を緩和するでしょう。
また先週はFRBが直接、投資不適格債(いわゆるジャンクボンド)やCLO、CMBSなどの買取をコミットしました(何でもというわけではなく、一応の基準あり)。これは異例、従来ではありえない資金供給にFRBが乗り出したということ。そこまで債券市場が機能不全になりデフォルト頻発の崖っぷちまで追い込まれていたのですね。
今ではデルタ航空債でさえジャンク格付けです。今後新型コロナが終息しない限り、益々格付けがジャンクレベルに落ちる企業が増加し、FRBがそれをファイナンスするということになります。
FRBの資産は膨張し悪化する一方。ドル安の流れと思います。
こういった苦境の根本的原因は新型コロナ。ニューヨーク州では深刻な状況ながらピークアウトの可能性もあると伝えられています。ただ全米では感染者は増え続けているということで、予断できる状況にはないようですね。
このように週明けにかけて、少し朗報が続きました。今週以降も前向きなニュースを期待します。そうなれば米国株価も自然に安定した動きとなるはずです。