昨日、菅首相はバイデン氏と電話会談し、次期大統領に決定したことに祝意を表したということです。

会談後のぶら下がり取材でも菅さんは、はっきりと「バイデン次期大統領」と言っておりました。

これは重要。

テレビでその辺のタレントや評論家が言っているのとはわけがちがいます。

日本国政府として公式にバイデン氏がアメリカ合衆国の次期大統領と承認したということです。イコール、トランプさんは残念でしたと認めたということです。

ご存じのように、開票、数え直しは継続中。訴訟も継続しており、大統領選の勝敗は決まっていません。

なのに、日本国政府が今回のような行動に出たということは、日本の超優秀なインテリジェンス（諜報活動）が確たる証拠を握ったということでしょうか？

もしそうなら大変結構なことでしょうが、実態は違う。日本にそんな情報力はありません。

日本独特の、皆で渡れば怖くない、バスに乗り遅れるなということ。万一、トランプさんが巻き返しても、欧州も他の先進国もみんなそうしたから、仕方がなかった、常識で判断したと言い逃れられる。

ただそれよりも、尖閣を日米安保範囲内と次期政権に早々と認めさせることが何より国防上優先した、というのが真相、本音かもですね。

小国、敗戦国の悲哀ここにあり。

中国など悠々たるものです。