毎日積み立て生活

eMAXIS Slim 米国株式 S&P500の毎日積み立て始めました。since July 2019

上昇続く米国長期国債利回り

今週末はアメリカは3連休。来週のスタートは日本時間でいえば火曜の夜から。せっかくの長期休場なので投資の事は考えたくないですね。


考えたところで長期インデックス投資以外に何かするでもなく、出来ることは限られているし、予想してタイミング計って投資にメリハリをつけようとは思っても、なかなか上手くいかない。





と思っていたら、因果なもので10年米国債に目が留まってしまいました。


米国長期金利がじりじりと着実に上昇しています。


先週末時点で、10年米国債の利回りは1.2%の大台に乗りました。コロナショック以降、0.5%強のレベルから着実に上昇基調にあり、短期金利(FFレート)がほぼゼロレベルで固定されているのと対照的です。


アメリカの長期金利が上がったとは言え、今の水準はあり得ないくらい低く、あのリーマンショックの最悪時でさえ、2%を優に上回っていたので、極めて異常、そう異常値なのです。


冷静に考えれば、ワクチンも徐々に接種が進み、実体経済が復活するのは時間の問題。金融システムは正常に機能しており、リーマンの時より先は見通せると言えるかもしれません。にもかかわらず、FRBは超金融緩和を緩めることは当分無く、バイデン民主党政権のキーパーソンである、イエレン財務長官は大規模財政拡大にまい進しています。


このような状態が続いて、長期金利が上がらない道理はありません。年内と言わず、今年前半にも10年国債は2%を越える可能性すらあります。





その時、株価はどうなるか?


当然ネガティブな影響を受ける事は避けられません。遥かに低リスクで2%の利回り確保できる金融商品があるのです。高リスクの株式で低利回りに甘んじているものは個別とインデックスとにかかわらず、売り圧力に晒されます。


これがS&P500にどの程度影響を及ぼすのかはわかりません。しかし、今後は長期金利の動向により敏感な動きになってくると思っています。


また株価のことを考えてしまった。もうやめよう、人生楽しもう。贅沢言わなきゃ老後のお金は必要十分にあるのだから。




個人的見解です。投資は自己責任でお願いします。