【JR西】バスじゃあ駄目なんですか【路線別収支】
今朝の米国株はまた下げてしまいましたね。3営業日連続かな。
昨晩のCPI発表は一応は市場予想に沿ったものだったようですが、インフレはさらに悪化し1981年以来の高水準。ただコア部分は幾分予想を下回ったようで、それが良いのか悪いのか、消費者のセンチメントが下降しているということにもなるので。
結果として長期金利はそれほど上がらないにもかかわらず、NASDAQを筆頭に不調だったという地合いの悪さ。
私の場合は投資資金の入金の大半を完了しているので、後はリタイア後の取り崩し時期までじっと耐えるガチホしかすることが有りません。
大きく下がれば買増ししますけれど額に限度はあるし、そもそも大暴落なんて勘弁です。
ところで今日のタイトル、「バスじゃ駄目なんですか」というのは先日のJR西の路線別収支発表でローカル線の不採算があまりに悪く、赤字を垂れ流しているという報道を見た素直な感想。
日本はどういうわけか鉄道信仰が強いというか、公共の足として神聖視されているような気がしてなりません。
しかし世界を見れば全くそんなことはなく、むしろマイナーなのではないかと思います。
昔の国鉄ならともかく、JRは民間企業なのだから不採算を放置できるものではありません。
最近は田舎でも道路は随分と整備されています(過剰なほど立派に)。それをなぜ利用しないのか。
バスは運航コストが鉄道より遥かに低いです。大量輸送には向きませんが過疎地の需要には必要十分。
最近は電気バスやバイオ燃料バスなんんかもあって、環境負荷の低減も可能。
速達性についても渋滞の無い地方ではそんなに鉄道に劣るとはどうしても思えません。
実際、神戸市と三木市間を走る神戸電鉄粟生線などは、バスが住民に選択されていて廃線かと言われるほどです。
日本には無駄なお金を使う余裕はありません。効率的な交通手段は何か、公共性と地域特性を考慮し、先ず鉄道ありきではなく、ゼロベースで考える時期にきているのではないでしょうか。