前回FOMCの議事録が公開されました。

このところの議事録公開といえば、嫌な予感しかしないと思います。

FOMCを乗り切ったあとに出てくる議事録の内容が過激で、株暴落ということが続きました。

今回も相応に覚悟し、暴落すれば積立金額増を目論んでいましたが、良い意味で今回は予想が外れ株価上昇。

穏当に6月、7月の0.5%利上げが確認されたのは勿論、「金融引き締めの進展で、今年後半にも効果を見極める余裕もできる。」といった発言もあったようで、インフレがどうにも止まらない不透明さは少し払しょくされたかもしれません。

さらに、景気が依然として強さを保っていることも確認され、リセッションへの不安も減少したのではないでしょうか。

このおかげもあってか、やっとS&P500のMACDがゴールデンクロスを達成しました。これは一般に買いサインと言われ、これから株価が上向きますよという狼煙のようなもの。

☆MACDとは
MACDは「Moving Average Convergence Divergence」の略。移動平均線を応用したテクニカルの手法で、2つの移動平均線を使用して、買いと売りのタイミングを判断することができます。

☆MACDとシグナル
MACDで使用される2本のラインの名称と計算式は以下の通りです。
・MACD(テクニカル指標の名前と同じ)：短期EMA(指数平滑移動平均線)-長期EMA(指数平滑移動平均線)
・シグナル：MACDのSMA(単純移動平均線 )

☆MACDとシグナルの交差がポイント
・ゴールデンクロス：MACDがシグナルを上抜けする買いのサイン
・デッドクロス：MACDがシグナルを下抜けする売りのサイン

ただ現状はウクライナ、中国等々の国際情勢も不透明なことから、チャート通りになるかどうかは保証の限りではありませんし、別の見方をすれば未だベアマーケットの真っただ中ともいえます。

過度に楽観せず、悲観もせず、これからも余裕資金で毎日積立投資を継続です。

投資は自己責任です。